主婦の生活あれこれ~

子育ての事、日々の生活の知恵など全般

ついに転職

3年前に13年勤めた接客業の会社を退職し、転職しました。20歳から続けた仕事は、長い拘束時間、有給の取りにくい環境、いつどこに転勤するかもわからない。そして恐らく平均より少し低い給料。サービス残業当たり前。また身体的負担の大きい職場でした。
それでも20歳という若さもあり、それが普通なんだという感覚でした。傍から見ると大変な仕事ですが、とてもやり甲斐のある仕事で、仕事への誇りや日々の充実感は素晴らしい物がありました。今の時代に合わせて言うならば確かに『ブラック企業』寄りだったと思います。ですが、当の本人がブラックと思っていなければ何てことは無いのです(笑)
では何故転職したのか?そう思いますよね?
そう子供が生まれました。1歳違いの妹が。
拘束時間が長いと言うことは、家事、育児への参加がかなり制限されます。
1歳のお兄ちゃんを抱えた状態で0歳の妹の育児となると、妻の負担は計り知れないものです。
もちろん義両親にはたくさん助けて頂きました。それでも年子の育児はそれはそれは大変です。
そこで転職サイト おすすめが載っているサイトを利用して、転職を決意しました。
幸いすぐに採用してもらう事が出来、間を空けずに転職することが出来ました。
転職した先はまったくの異業種。今までの経験は何一つ活きません。上司、先輩、同僚も挨拶もそこそこ、目も合わせてくれません。年下の先輩達にはもちろん呼び捨てで呼ばれタメ口です。パワハラ紛いの言動も散見されます。そこはまるで10年前から時が止まっているかの様でした。
給料は前より良くなりました。有給もしっかり使えます。残業代も時間キッチリ出ます。でもただそれだけです。その仕事に誇りを持っている人はほとんどいません。
開口一番は不平不満、悪口に愚痴。ネガティブワードのお祭りです。
ただ、拘束時間も短くなり、家庭に関わる時間は十分に確保する事が出来る様になりました。
転職前は仕事8家庭2だったのが
転職後は仕事2家庭8になりました。
極端に真逆の環境になってしまいましたが、今は今で家庭が充実しています。
向こう30年は働かなくては行けません。
てすが、家庭は死ぬまで続いていきます。
少なく見積もっても子供が自立するまであと20数年。
今の仕事に働き甲斐はまったく感じません。ただ、今の仕事の方が家庭には多くの時間が割けます。
働き甲斐かそれ以外か。
この転職が吉と出るか凶と出るか。
答えが出る日が待ち遠しいです。