借金の自転車操業と言う言葉をご存知でしょうか。借金の返済に困った人が、その月の借金の返済をする為に新たな借金をする。
こういった状態を自転車操業状態と呼びます。実はこの借金の返済の為の借金が危険なのです。借金で身を滅ぼしてしまった人と言うのは、この自転車操業状態に陥っている人が多いです。その月の返済をやり過ごす為に新たな借金をすることは、何の解決にもなりません。
むしろ借金を増やしているので、その次の月には更に返済する金額が増えているということになるのです。その感覚が麻痺してしまっているのです。こうなると借金は雪だるま式に増えていきます。
最後は借金返済の為の借金もできなくなり追い詰められます。そうなる前に債務整理などの制度を利用することをおすすめします。
借金は返さなければ行けませんが、返せないものは返せません。ある意味開き直りですが、その開き直りこそが必要なのです。
はっきりない袖は振れないということが重要です。ですが借金は返済しなければなりませんので、今後の借金の支払額や支払い方法について、相手と相談や話し合いを行う必要があるのです。その方法が債務整理なのです。但し、自己破産するとできないこともあるので気をつけましょう。
これは法律で定められているものですので、何も悪いことではありません。返さないものは返せない、だけど返せるようにするから、話し合って条件を変更して下さい。ということを法律が認めているのです。現在借金の返済で困っている人は、是非債務整理を行って下さい。
